志望校を安易に変えないこととは?
9月のVもぎ、そして中間試験
これから入試までは5ヶ月という長い道のりです。
今回の模試の結果や、これから迎える中間試験の結果。
これらを考慮して、内申または偏差値が足りていない。
だから志望校を下げます。あるいは、知らぬ間に模試に記入する志望校が変わっている子がまれにいます。
入試まであと1ヶ月だったりすれば話は別ですが、
今の成績から伸びる見込みがないということでしょうか?
むしろ、今回良い判定が出ていないのであれば、そこから這い上がれば良い。
今の段階で、志望校を1ランク下げることを考えるのは危険です。
その不安な要因は、
「志望校を下げたから」という変な安心感です。
下げたから大丈夫でしょ?
これが本当に危険。
この気持ちに生徒・保護者どちらか一方は陥ってしまします。
当然、勉強のペースも落ちる。
志望校を下方修正したその瞬間から、勉強のペースは下がります。
頭ではわかっていても、模試で合格判定がDとかEの学校から、AまたはSの学校に下げるわけです。
たしかに安心しますよね?
なので、当初の志望校を目指すほどの努力をしなくて良いという思考になってしまいます。
一方で当初からその下げた学校を第一志望として頑張っている子たちはここから猛烈に追い上げるわけです。
志望校を下げたのだから、必死にがんばっている子たちの姿をどのような目で見るでしょうか。
「あんなに勉強して大変そうだな」
とか
「あんなに勉強していて大変そう、よかった志望校下げて」
ということを考えてしまいます、無意識のうちに。
そういうふうにがんばっている子達をしり目に、ささっと授業だけ受けて帰ってしまう。
残念ながら、志望校を9月または10月の段階で下げる受験生。
受験直前期になって、周りに追い越されさらにもう1ランク下げることになることもあります。
都立高校であれば、12月の模試まで結果の推移と、過去問の得点を分析しましょう。
内申も11月下旬の三者面談で仮内申が伝えられます。
都立高校の推薦入試は、12月上旬の中学校での三者面談で受験する学校を決定しますが、
一般入試は、推薦入試よりも最終決定は遅くて大丈夫です。
というわけで、9月の段階で、志望校を下げることは考えず、得点や模試の判定が届いていないのなら、それを覆すために目の前あるすべきことに取り組みましょうね。
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