新高1生へ
2ヶ月前まで
この場所で受験勉強をしていた学年。
昨夜LINEで卒塾した子たちへ最後の授業変わりとなる資料を送りました。
大学受験に向けて、この3年間起こるであろうことを簡単にではありますが伝えました。
中学卒業後、この塾への通い方は様々。
自習利用はフリーとしている。
来なくても大丈夫なように
高校に進んだら自立できるように
関わっているつもりではあります。
やること全てを強制して、全てを管理して、教室に囲い込む。
様々な場から、子どもたちははばたかなければならないし
責任も感じてもらわないといけない。
だから、困ったときは手を差し伸べる。
解決するためのヒントを出す。
少しずつ少しずつ。
中3生への受験直前の対応スタンスでもあります。
受験を終え、高校に進んだ後、
「あれ?どうしたら良いのだろうか?何をすれば良いのだろうか?」
という状態にはしたくない、と考えています。
ふだん、このブログでは話題に出すことのない自身の娘に対する接し方。
基本的なスタンスがあって、最終決定をしてもらうようにしています。
最終決定してもらうまでのヒントは小出しにしながら出し、小出しにしたヒントを自分で取捨選択して取り入れていると思っています。
「と思っています」という表現に少し距離感があるかもしれません。
これには理由があって、会社員時代、結論を出せない同僚に対して、腹の中でけっこうイライラしていたんですね。
何かを決めなければならない時、決断を下さなければならない時。
出来ない理由ばかりを羅列し、決まらない会議の経験が多くてですね。
とりあえずやってみようと思ったことをやってみて、やっていきながら修正すれば良いと思うのですよ。
出来ない理由を探していたらいつまでたっても始めることができない。
そう、だから最終決定を自分でできるようになってほしい。
これ、塾に来ている子達にも同じように考えています。
自分の子に対しては「あっそう」で済ませる場面もあるのですが、
生徒に対してはヒントを多めにしてはいます。
ヒントですが、高校受験も大学受験も大人は過去に経験しています。
私に関しては毎年受験を経験しています。
経験者が見てきたものは伝えないといけないですよね。
それを伝えたうえで、最終決定をしてもらいたい。のです。
新高1になった卒業生には、
大学受験はこんな感じだよ。
ということと、
だからいつまでにこれをやっておくと良いというようなことを伝えました。
ロードマップは見せたので、それぞれ取り組んでもらいたい。
そして、自分で決断できる社会人として巣立っていってほしい。
あ、困ったらいつでも戻ってきて良いんですよ。
ここ、塾長が変わることは残念ながらないので…。