LINEでの宿題配信をはじめてみて
コロナ禍に、様々な塾でオンライン指導が始まった。
うちの塾も同様に、ZOOMを活用し、オンライン自習室をやっていました。
さて、今年度から本格的にはじめたこと
家庭学習へのテコ入れです。
塾に入り、週2回の授業だけ受けても、ある程度までは成績を上げることはできます。
塾だけで勉強は完結しませんよね。
カギを握るのは塾に来ていない時間の使い方。
宿題を出しても、その宿題をやるタイミングは生徒1人ひとり様々ですよね。
面談などでよく耳にしていたこと。
「塾に行く前に慌てて宿題をやっています」
ここで差がつくと思うんですよね。
また、宿題をやっても答え合わせは1週間後では意味がない。
学習の効果が下がってしまいます。
オンライン自習室を再開するかと考えもしましたが、今はそれは違うかなと。
家での勉強内容のコントロールをすること。
授業でやった内容を反復してもらい、1週間での忘却を少なくすること。
ここに重点を置く仕組みを構築できれば、さらに成績を上げることができるかなと考えました。
どうなっている?LINE宿題配信
現在は数学だけの配信になっています。
例えば、金曜日に塾で授業を受けている子の場合。
金曜:授業
土曜:LINEに宿題①を配信
日曜:宿題①を解いたノートの画像をLINEに提出→答え合わせをし解き直しも行う。→宿題②を配信
月曜:
火曜:宿題②提出期限→宿題③を配信
水曜:
木曜:宿題③提出期限
金曜:授業
次回の授業までの1週間の中で宿題を3回配信してもらいます。
家庭学習、宿題への取り組みに対する個人の差を埋めることができますし、家庭での宿題の実施を確実なものにできます。
家で勉強をすることができる子に
テスト前しか勉強しない
塾の授業がない日はいっさい勉強をしない
良い成績をとっている子も、この状態が通常なのかなと思います。
さらに、
「宿題やったノートを家に置いてきました」
「宿題がどこかわからなかったんで…」
宿題にまつわる2大言い訳がこれかなと。
宿題は期限を決めてLINEに提出してもらいますので、「ノート置いてきた」問題は解決できます。
授業報告書も配信しちゃいましょう
「宿題がどこかわからなかった」問題を解決させるために取った策は、宿題を書いていた「授業報告書」の配信です。
生徒だけでなく保護者の方にも配信します。
入退出通知で活用しているcomiruには、授業報告書を配信する機能もあります。
中学生以上の学年の生徒さんは、3月からcomiruで授業報告書の配信を始めました。
小学生も、春期講習会あたりから開始しますね。
小学生だと、スマホを持っていない生徒もいると思いますので、宿題を記録する書式をつくらないといけませんね。
英語はどうするかな…
現在、LINEでの宿題配信は数学のみです。
英語ですよね。
受験特訓コースの生徒には、すでに導入しているELSTを使って、週2回宿題を配信しています。
3月中は、ELSTの中に入っている文法問題を使い復習をしてもらっています。
このアプリ、教科書の本文の音声が入っているので、発音がわかるようになります。
そうなると、文章を読むスピードが早くなるのですよね。
ESAT-Jの対策でも使いましたし、英語検定の2次試験対策でも活用させていただいています。
ELSTの配信もスケジュールを設定して配信することが可能なので、これをうまく使っていこうと思います。
申込方法
1.公式LINE→https://lin.ee/D8QSy1iを登録して下さい。
このメッセージがLINEに表示されるので、コピーして必要事項を記入していただきご返信ください。
2.入塾説明(面談)を行います。
塾の説明、テスト対策講座の説明を行います。
通知表の成績やテストの答案などご持参いただけると、より具体的にお話をさせていただくことができます。
3.翌日から1週間体験通塾開始
個別指導の授業がない日でも自習席の利用などで、塾を活用してください。