期末テスト1ヶ月前
公立の中学校では、中間試験を実施する学校が少なくなり、6月に行われる期末試験が今年度最初の定期テストになる生徒さんが多いですね。
中1生にとっては、はじめての定期テストとなります。
このテストの結果が、各科目の通知表の成績の判断材料として使われます。
期末試験日程を確認しましょう
年間行事予定表が4月に中学校から配布されているので、期末試験の日程を確認することができると思います。
これから1ヶ月の間にしておいてほしいことを書いておきます。
試験範囲
はい、試験範囲表は試験開始2週間前に配布されます。
なので、配布されるまでは準備をすることができません、と言われてしまうかもしれません。
ですが、少なくとも4月から今日までに授業で学習した内容は試験範囲に入るはずですよね?
であれば、今まで学習した内容を少しずつ復習をしておきましょう。
現在学習している単元は、授業を受けたてほやほやなので、頭の中に残っていると思います。
GW前までに学習した内容について復習が必要になってくる方が多いと思います。
学校のワークの活用
試験範囲表が配布されると、科目ごとに教科書のどこからどこまでが試験範囲と記載されているのです。
同時に、試験日にワークやノートなどの提出物が記載されています。
試験2週間前に提出範囲がわかってから、数十ページのワークを5科目分取り組み始めることになる方が多いと思います。
学校のワークに関して、試験範囲が配られてから取り組まなければいけないよいう決まりはありません。
なので、学校のワークも4月から現時点まで学習している内容まで取り組み始めましょう。
試験範囲表が配られてる頃には、提出するワークの範囲の7~8割は提出できる状態にしておきましょう。
【注意】学校のワークに取り組みにあたって
塾生には、より詳しく伝えているのですが、このワークの取り組みが定期テストの成績向上のカギを握っています。
提出する範囲を提出できるようにすることは、最低限行わなければいけないことであって、その勉強は点数を上げるための勉強としては足りないということです。
点数を上げるということは、できなかった問題をできるようになった問題に変えることが必要です。
「提出する範囲は全部やりました」
というのはあたり前のこと。
点数を上げるために、どうしたらよいか、できなかった問題をできるようにするための訓練が必要ですね。
学校の授業を振り返る
通知表の成績で4や5を取っている子は、学校の先生の話をしっかりと聞いています。
そして、聞いた内容を私に伝えてくれます。
「授業の時に、この実験のことテストにでるって言ってました」
「プリントのこの問題に似ている問題出すかもよって言ってました」
というようなことをしっかりと覚えています。
「だから、この問題のこの部分を教えてください」
と。
試験範囲表が配られてから、よーいドンと同時に試験勉強を始めなければいけないという決まりはありませんし、試験前に慌てて徹夜をすることはすごくないです。
というわけで、今からコツコツと。