通知表で4以上をとるために必要なこと
はじめに、なぜ通知表で4以上を取る必要があるのかという所から。
結論を先に書くと、受験する高校の選択肢がオール3では限られてしまうから。
「東大和南ぐらいに行けたらいいなと思っています」
と東大和にお住いの方は言うのです。
「では、まずは通知表の成績はオール4を目指しましょう」
とお伝えしています。
では、4以上を取っている子が定期テストに向けてどのように取り組んでいるか。
日頃伝えていることを少しずつまとめてみます。
テスト範囲が出される頃には、ワークなどの提出物の8割は提出できる状況になっている
試験範囲表が配布される前までにすべきこと
試験範囲表が配られないと、どこまでやれば良いかわからん。
と言われそうですが、塾に通っていない方はこれしっかり取り組んでほしいです。
もうすでに2学期が始まり数日経過しています。
2学期の授業が学校で始まってから、進んだ単元のワークを復習で家庭で取り組むことができるはずです。
更に言うと、1学期の期末試験が終わってからも学校の授業は進んでいるので、ワークに取り組むことはできるはずです。
これを毎日コツコツと取り組むことがポイントです。
修学旅行が間に入る学校の方も、修学旅行期間中は学校の授業は進みませんし、前日の準備を含めても4日間のロスでしかありませんから、できる時にきちんと進めることが大切ですよね。
自分の力で進めることができると思いますが、わからない問題が出てくると思います。
どうしてもわからない問題は、付箋などを貼ってチェックをし、学校の先生や通っている塾の先生に質問する問題がわかるようにしておきましょう。
毎日、きちんと、1日30分ぐらいになるかと思いますが、5科目しっかりとワークを学校の授業でその日に学習した内容をコツコツと進めておきましょう。
そうすると、試験範囲表が配布される試験期間2週間前には、8割近くが提出できる状況になっていると思います。
試験範囲表が配られてから試験開始1週間前まで
ワークを完成させましょう。
すでに試験範囲の8割近くを終え、提出できる状況になっているはず。
〇付けもしておきましょう。
自力で解くことができなかった問題にチェックがついているはずなので、自力で解くことができるようになっているかを確認しましょう。
ワーク以外にも取り組むものはあるはずです。
たとえば、
授業中に実施した小テスト
授業で使用したプリント
そしてもちろん、ノート。
これらを細かく確認しておきましょう。
大事なポイント
テストに出すかもよと先生が言っていたことを
全てインプットしておきましょう。
友達との情報交換も大事です。
欠席をした日があったら、信頼できる友達に確認をしましょう。
ノートやプリントに、欠席した日の分の空欄がない状態にしておきましょう。
テスト1週間前からテスト期間まで
様々な問題に取り組みましょう。
例えば1つの用語を答える問題でも、問題文の書かれ方は何通りもあります。
どのような聞かれ方をしても、正しい答えを取り出す練習をしましょう。
塾に通っている方は、塾で「〇〇(科目名)の△△(単元名)のプリントを家でやりたいのでください」と伝えてみましょう。
おそらく、学校の教科書に準拠した教材が5科目(国・数・英・理・社)とあるはずです。
ただし、これを伝える前に確認してほしいことがあります。
①学校のワークの問題は完璧な状態であるかどうか。
②いつも塾で使っている教材の試験範囲の単元の問題が完璧な状態であるかどうか。
まずは、この2点を確認することが大事です。
あれもくれ、これもくれと多量の課題をもらって
結局消化しきれないのでは意味がありません。
また、あれこれ手を出すのは1冊の教材が完璧になってから手を出すべきです。
なので、まずは1冊を完璧にしましょう。
塾に通っていない方は、書店で市販されている学校の教科書に準拠した教材を購入してアウトプットしましょう。
あくまで、学校のワークやプリントなどが完璧になってから、新たな教材に進みましょう。
大事なのは、試験範囲表が配られる前の準備です
テスト前に試験範囲表が配られてからあたふたしているようでは間に合わないのです。
「でも、部活が。」
「でも、週末はサッカーが。」
「でも、他にもやることがあって(以下略)」
そう、できない理由をひたすら上げて、やらなかったことを正当化することは簡単です。
できないのであれば、どこで補うかを考え、すぐに行動にうつすべきです。
中1
中2
この2年間の成績が積みあがって、中3の成績が決まります。
2年間、何もやってこなかった人が突然できるようになるには、そうとうな努力が必要です。
まずは、1日30分。
その日学校で学習した内容の問題が出ているワークのページを開きましょう。