都立高校一般入試の応募者数最終確定
都立高校一般入試の最終応募者数が確定しました。
差し替え前後で人数に大きな変動が見られた学校が多摩地区でもありました。
差し替え後応募者数が大きく減った高校
日野高校:-53人(1.91倍→1.70倍)
小金井北高校:-21人(1.79倍→1.68倍)
神代高校:-20人(1.89倍→1.81倍)
小平西高校:-19人(1.50倍→1.41倍)
差し替え後応募者数が大きく増えた高校
東村山西高校:+26人(0.97倍→1.11倍)
久留米西高校:+21人(0.97倍→1.08倍)
福生高校:+17人(1.22倍→1.29倍)
羽村高校:+17人(0.59倍→0.68倍)
府中西高校:+17人(1.15倍→1.23倍)
差し替え前に動きを読む
都立日野高校
今年度で言えば、都立日野高校が、最初出願倍率が1.91倍と高倍率でした。
これは、新校舎が完成したことが大きく影響しています。
2月8日の時点で発表された倍率を見て、周辺の同ランクの学校の倍率を確認します。総合点で600点前後の都立高校はどこも似たり寄ったりの倍率になっていることが多いです。
1.9倍の戦いと1.2~1.3倍の戦いなら、今までの模試などでボーダーライン上にいる受験生は取り下げを検討します。
その時に、同ランクの高校で低倍率の学校があったら、そこに差し替えを行います。
従って、2月8日の出願倍率を見て、倍率が低い場合安心することはできません。
周辺に同ランクで高倍率の学校がある場合、高倍率の学校からの差し替えが殺到する可能性があるからです。
正直な所、1.8倍ぐらいまで下がるかなと見ていたのですが、予想より多くの取り下げが見られました。
小平西高校
東大和市駅が最寄り駅となっている小平西高校も、2月8日の倍率は1.5倍でした。
ここも、1.4倍ぐらいまで下がると予想してみていました。
(差し替えが行われてから書いているので、後出しじゃんけん感がありますが…)
理由としては、久留米西高校、東村山西高校などの高校が定員割れの状況になっていたからです。
小平西高校に関しては、置いておいて、最初の応募倍率で定員割れしている状況って、実は安心できないですよね。
最初に出願した学校の倍率が高く、とにかく都立高校に行きたいという状況ですと、倍率が低い学校に差し替えを考える方が多く、再提出先の対象となりやすいからです。
倍率が高くても低くても、残り1週間追い込もう
ネット出願後の差し替えがあることによって、受験者の偏りが調整されるわけです。
結局のところ、合格ラインが倍率によって上下するわけですが、合格ラインに入ることができる点数を2月21日に取ることができるように、ラストスパートをかけましょう。