新中学1年生が、3月中に学習しておくべきこと
中学入試が終わり1ヶ月の期間が経過しました。
2~3年間、受験勉強に多くの時間を費やしてきた小6生は、この1ヶ月の期間で今までやることができなかったことを楽しんだかと思います。
1か月後には、中学校での生活が始まります。
中学校の入学を迎える残り1ヶ月の期間で、小6生にやっておいた方が良いことを科目別に書いていきます。
英語
学習指導要領が変わりますが、中学校入学までにできるようにしておきたいことは…。
『正しく』大文字・小文字を書けるようにしましょう。
4本線のノートに、正しく書く練習をしましょう。
重要なポイントは誰が見ても正確に読み取ってもらうことができる文字で書くことです。
大文字よりも小文字を書く機会の方が圧倒的に多いので、小文字を正確に書くことができる状態で中学校に入学しましょう。
綺麗な文字を書く力については個人差があるのですが、丁寧な文字を書くことはみんなできるはずです。
慣れてくると文字が雑になってしまい、『a』と書いたつもりが、採点する先生には『o』に見えてしまうこともあります。
単語のスペルと発音
アルファベットを並べたときの音がある程度一致することが重要です。
学習指導要領の改訂に伴い、覚えなければならない単語数が増加します。
発音と文字列が一致しない状況で多くの英単語を覚えることは、かなりハードです。
発音から、ある程度の文字列が思い浮かぶ状態(例えば、オレンジという発音から一文字目は【o】だということがイメージできる状態)になっていることが大切です。
意味の分からない文字の並びを何十回も書いて覚えましょうというのは、根性論になってしまいますし…。
小学校の英語の教科書本文の書き取り
書く練習は、小学校の英語の教科書を使って、準備しておくと良いと思います。
書く練習を行う前提として、「大文字・小文字を正確に書くこと」と「スペルと発音」がイメージできることができていないと、ただの書写になります。
今の教科書にはQRコードもついていますし、中にはスマホやタブレットを持っている子もいると思いますので、本文の発音を聞きながら書き取りを行いましょう。
英語についてまとめ
以前は中学校で学習を始める教科だった英語が、現在では小学校でも5年生から成績がつく科目となって学習が行われています。
学習指導要領の改訂に伴い、学習量・進度の変化が気になるところかと思いますが、言語を学習する時に大事なこと。
日本語を初めて習得するときのことを振り返ると…、
言語を耳で聞き、自分の口から真似て発音、耳と口からスタートし、やがて鉛筆を手にして文字を書くことを練習していきました。
耳と口を使った練習を小学校ですでに行った状態からスタートします。
そして、700語近い単語も小学校で習得した状態から、中学英語がスタートします。
見て読んで聞いて書ける状態にして、中学校生活を迎えさせてあげたいと思います。
ここに書いた内容は、ご家庭でも取り組むことができるかと思いますが、これらができる状態で中学校生活をスタートできるよう、新中1生には『中学入学準備講座』をスタートしています。
中学校の勉強内容に不安があるようでしたら、個別指導なので3月からのスタートでも大丈夫ですので、教室までお問い合わせ下さいね。