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【高校受験】仮内申が伝えられ始めます。(2024.11.28更新)

受験関係

仮内申が判明します

(2024年11月28日に更新)

都内の高校受験において合否判定や推薦入試の基準としなっている内申ですが、期末試験を終えて11月の終わりごろに中学校から伝えられることが多いです。要は、通知表の成績を終業式よりも前に中学3年生は伝えられることになります。期末試験を終えると実質成績に関わる試験はもうありません。よほどのことがない限り『仮内申=2学期の内申』ということになります。

なぜ終業式前に伝えられるの?

他の道府県の入試制度には詳しくありませんが、東京都では中3の2学期の通知表の評価が入試に関わります。都立高校一般入試では点数化され合否を決定する材料にも使われます。であれば、早く伝える必要ないですよね。私立高校の推薦入試・併願優遇入試制度が影響しています。

私立高校の入試制度について

私立高校が第一志望の受験生は推薦入試を受験します。また、都立高校が第一志望の受験生も、都立高校に不合格になった場合に備え、私立高校を受験します。

推薦入試・併願優遇入試どちらも多くの私立高校では、内申の基準を決定し、その基準に達していればほぼ合格が保証される制度で入試が行われています。したがって、私立高校への進学を希望している中1・中2生は、今からでも内申への意識を高くもっておくと良いです。内申が1または2足りない場合、検定3級以上の取得で加点してくれる学校もありますので確認しておきましょう。検定も中3になってから慌ててあれもこれも受けると大変なので、中1・中2生は今のうちから受けていきましょう。

※偏差値が高い私立高校(有名大学の附属校など)の推薦入試でも内申の基準が設定されていますが、合格が保証されているわけではない学校もあります。あくまで出願基準として設定している学校が多いです。

中3生は2学期に2回の3者面談を実施します。

私立高校の推薦入試・併願優遇の受験校の決定を12月に中学校で実施される3者面談で決定する必要があります。3者面談は10月の後半にも行われています。受験の方向性を10月に確認します。期末試験後の12月の3者面談では私立高校の出願校を決定することになります。決定しなければならないのです。

入試相談

例年12月15日に、入試相談日が設けられます。これは中学校と私立高校との間で行われることになっています。各中学校からその私立高校を推薦・併願優遇などで受験する生徒のことを高校に相談します。そこで2学期の内申などを伝えることになります。この入試相談で中学校を通して受験することが確定していないと入試相談を行うことができないので、11月下旬~12月上旬にかけて三者面談を行い、三者面談を行う前に、仮内申を伝えることになっています。

都立高校志望の受験生へ

いや、受験生たちは期末試験も終わって、のんびり過ごしていたりしないと思っています。仮内申がわかれば、都立高校入試の合否を決める1000点のうちの300点分の点数が判明します。計算しましょう。(2022年度以降はESAT-Jが行われているため、1020点満点になります。)

換算内申

換算内申の計算方法ですが、実技科目(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の合計を2倍たものになります。

国語 数学 英語 理科 社会 5科目計
4 3 4 3 4 18
音楽 美術 保体 技術家庭 実技計 実技計×2
4 4 3 4 15 30

上の表の生徒の換算内申は、48(18+15×2=48)ということになります。換算内申の満点は65になります。

65点満点となっている換算内申を、300点満点に計算します。

【内申点の計算方法】換算内申÷65×300
この生徒の300点分の得点は221点ということになります。

当日の目標得点

仮内申から換算内申と内申点を計算したら、志望校に合格するために目標とする得点の目安を計算することができます。

先ほどの内申点221点の生徒は男子で、志望校が東大和南高校とします。

Vもぎの合格基準得点は1000点中740点と設定されています(平均点により上下するので740点で100%合格できるわけではありません。)。

内申点が221点だったので・・・、

740-221=519

519点!!

でもこの点数は、1000点のうちの700点分になりますので700点満点での点数になります。

なので、この点数を500点満点に直すために…

【当日目標点の計算方法】
①(合格基準点ー内申点)÷700×500
②(合格基準点ー内申点)÷1.4
②の方が早く計算できますね。というわけで、この生徒が東大和南高校に合格する目標得点は、370点ということになります。
この計算で導いた目標得点ギリギリの得点では合格は大丈夫と言い切ることはできません。ここで計算した目標点より20点以上多くとることを目標にすると良いかと思います。
(Vもぎの判定は1000点満点で算出されています。)

2学期期末試験を終えたのならやることは明確

テスト期間前には、提出物に追われている姿を目にしました。期末テストが終わった今、心置きなく受験勉強に専念することができますよね。志望校に合格するために必要な点数を取るための勉強だけをしていれば良いのです。都立志望なら5教科、私立高校なら3教科で良いはずです。(期末試験は7~9教科!!)

あ、遊びたいですか?入試が終わったらいっぱい遊ぶことができますよ。その時をどんな感情で迎えていたいですか?具体的に何をしたら良いかは、この時期になると個々に大きく異なってきます。学校の先生や通っている塾の先生に相談しましょう。

ちなみに、今年度は冬期からの中学3年生の入塾を数名受け付けます。

受験校の過去問を個別対応してほしい方はぜひお問い合わせ下さい。

申込方法

1.公式LINE→https://lin.ee/D8QSy1iを登録して下さい。

このメッセージがLINEに表示されるので、コピーして必要事項を記入していただきご返信ください。

2.入塾説明(面談)を行います。

塾の説明、テスト対策講座の説明を行います。

通知表の成績やテストの答案などご持参いただけると、より具体的にお話をさせていただくことができます。

3.翌日から1週間体験通塾開始

個別指導の授業がない日でも自習席の利用などで、塾を活用してください。